一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

国連環境計画、生態系に基づく防災に関する初の大学院コースを設立

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2013.06.25 【情報源】国連/2013.06.11 発表

 国連環境計画(UNEP)と天然資源開発センター(CNRD)は、第7回世界教育会議において、生態系の研究に災害リスク管理気候変動への適応を組み合わせた、大学院生のための初の研究コースを開始すると発表した。UNEPでは生態系の持続可能な管理・保護・回復が災害リスクの軽減につながるとして、このような生態系に基づく防災(Eco-DRR)の重要性を示している。
 同コースは10カ国以上の研究者等によって開発された50時間の双方向型の講座で、事例研究や生態系に基づくツールを用いて環境と災害の相互作用を研究する。環境と開発の関連性に対する次世代の研究者あるいは政策決定者となる学生等の意識を高め、環境災害リスクの根本的原因に取り組むことでEco-DRRの実施を目指すという。すでにパイロット授業が行われ、インドネシア、エジプト、ドイツの大学で開講されているという。CNRDでは、Eco-DRRに関する意識を高め、実践につなげるためにもこのようの講座を世界中の大学に普及させていきたいとしている。【国連環境計画

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース