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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、住友ゴムに環境格付けに 基づく100億円のシンジケート・ローン

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2013.07.01 【情報源】企業/2013.06.26 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、「DBJ環境格付け」に基づくシンジケート・ローン(協調融資)を住友ゴム工業に組成した。環境格付けは最高ランクで、その中でも特に評価が高いモデル企業が該当する特別表彰も実施した。融資総額は100億円となり、DBJと他の12行が貸し出す。住友ゴムは環境関連の事業資金に使う。
 DBJ環境格付けは、DBJが開発した格付けシステムで企業の環境経営度を評価して融資条件を設定する融資メニューとなる。
 DBJは住友ゴムの格付けにあたり、住友ゴムが環境負荷の低減を目的に2013年に「100%石油外天然資源タイヤ」、2015年に「50%転がり抵抗低減タイヤ」を開発して市場に投入する目標を設定している点や、国内外の主要製造拠点で埋め立て廃棄物をゼロにする完全ゼロエミッションを達成している点を高く評価した。
 さらに、住友ゴムはCSRガイドラインの柱の1つに「緑化」を掲げ、国内外の事業所や周辺地域で2029年度までに100万本を植樹する目標を設定している中、2012年度に累計130万本を達成したことも高評価につながった。その結果、最高位の「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」の格付けとなり、特別表彰も授与した。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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