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環境ニュース[国内]

イオン、エネルギーマネジメント規格「ISO50001」取得、国内小売業界で初めて

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.08.01 【情報源】企業/2013.07.30 発表

 イオンは、国際標準化機構(ISO)のエネルギーマネジメント規格「ISO50001」を取得した。国内の小売業界で初めてとなる。店舗を中心にグループが一体でエネルギー効率化に取り組むことを狙いに、エネルギーマネジメント体制を構築した。認証は、イオンが実施する子会社計48社への統括的マネジメント活動を適用範囲にしている。
 ISO50001は、事業者がエネルギーマネジメントシステムを確立する際に必要な事項を定めた規格で、省エネ・節電のための方針、目的、目標を設定・計画して管理する活動を体系的に行う仕組みを規定している。PDCA(プラン=計画、ドゥー=実行、チェック=評価、アクト=改善)サイクルに基づいた体制を構築するガイドラインとなる。
 イオンはISO50001に基づいてエネルギーマネジメント体制をつくった。プラン=計画は環境目標「イオンのエコプロジェクト」や「イオンサステナビリティ基本方針」で、ドゥー=実行は、店舗照明をLED(発光ダイオード)にしたり、エネルギーアドバイザー制度導入などグループを横断したエネルギー効率改善と環境投資の実施を指す。
 チェック=評価はグループ各社でのエネルギー使用状況の定期的な集計、アクト=改善は方針・目標、施策の見直しとなる。ISO50001は、イオンのエコプロジェクトの一環として取得した。エコプロジェクトは2020年度までの目標で、2010年度比のエネルギー使用量の50%削減や、20万kW規模の再生可能エネルギー設備の導入を掲げている。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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