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環境ニュース[国内]

日本コカ・コーラ、「ピークシフト自販機」実験で変動電力料金での効果を実証

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.08.27 【情報源】企業/2013.08.22 発表

 日本コカ・コーラは、北九州市八幡東区で7月から実施している省エネ型の飲料自動販売機「ピークシフト自販機」の節電・省エネ実験で、需給状況によって変動する電力料金(ダイナミックプライシング)での効果を実証した。ダイナミックプライシング発動日の飲料製品1本あたりの電気料金は、従来型省エネ自販機の半額になった。
 実験は7月1日からピークシフト自販機と従来型省エネ自販機を併設して行い、今回、7月25日までの結果をまとめた。ダイナミックプライシングは天気や気温などによる需給状況の変化に合わせて電気料金を変動させ、節電行動を促す取り組みとなる。自販機設置地区で7月24日に発動され、日中の通常1kWh23円の料金が150円に上がった。
 発動日の製品1本あたりの電気料金は、従来型省エネ自販機が3.14円だったのに対し、ピークシフト自販機は1.57円となった。ピークシフト自販機は、冷却用の電力を電力使用がピークになる日中から、比較的余裕がある夜にシフトする仕組みで、製品の冷たい状態を維持しながら午前7時〜午後11時の16時間の冷却用電力をゼロにする。
 ピークシフト自販機はダイナミックプライシングが発動される日中に電力消費を抑えているため、従来型省エネ自販機より料金が下がる。日本コカ・コーラは、ピークシフト自販機は電力ピーク時に消費電力を削減する社会的ニーズに応えるとともに、ダイナミックプライシング発動時の電気代削減につながることが証明された、としている。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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