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環境ニュース[国内]

住友林業、国際的な生物多様性保全活動「SATOYAMAイニシアティブ」に会員登録

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2013.09.13 【情報源】企業/2013.09.10 発表

 住友林業は、国際的な生物多様性保全活動「SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)」の会員に8月22日登録された。運営委員会の承認を受けた。参加を機に、さまざまな団体との意見交換を通じて得られる知識を基に、生物多様性の保全と豊かな生活の両立を目指す取り組みを一層強化する。
 人間の影響を受けて形成・維持されてきた農山村と、隣接する農地、森林、草地などで構成される地域が対象となる。住友林業は日本国内の社有林に加え、海外でもインドネシアなどで長年、植林事業を行ってきた。SATOYAMAイニシアティブと共通の考えで実施している事業も多いことから、IPSIへの参加を決めた。
 SATOYAMAイニシアティブは、農耕など人間が自然と長く関わることで形成・維持されてきた二次的自然環境を見直し、持続可能な形で保全・利用する方策を考えて行動することを目指す取り組みだ。二次的自然環境は人口増加や都市化、産業化によって失われつつあり、人と自然の良好な関係が構築された社会を目標にしている。
 IPSIは、SATOYAMAイニシアティブの取り組みを効果的に推進する国際的な枠組みで、名古屋市で2010年10月に開かれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で創設された。世界各国の政府、NGO(非政府組織)、学術研究機関、国際機関などさまざまな団体が集まり、2013年8月現在で147団体が参加している。【住友林業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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