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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、中古車用燃費ラベル作成ツールを公開

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2013.09.27 【情報源】アメリカ/2013.09.12 発表

 燃料効率の向上及びCO2排出削減に向けたオバマ政権の取組みの一つとして、エネルギー省(DOE)及び環境保護庁(EPA)は、1984年以降に販売された中古車の燃費とCO2排出量(EPA算定値)を示すラベルとその作成ツールを公開した。適切な整備を受けた車であれば、通常15年経っても燃費はわずかしか変わらず、EPA算定値は中古車の平均的な燃料効率の最良の指標となるという。
 オバマ政権は、国内で販売される自動車の燃費向上を目指して、乗用車に対し、国内史上最も厳しい燃費基準を策定。これによって60億トンのCO2削減、および消費者にとって1.7兆ドルのガソリン代の節約が見込まれるとしている。新車にはすべて、EPAが発行する総合的燃費・環境ステッカーが与えられている。
 今回公開された中古車用燃費ラベルは、ウェブサイト(FuelEconomy.gov)上に公開されるツールで電子的に作成できる。中古車の販売者は、これをウェブでの広告に使用しても、印刷し車両の窓に貼付してもよい。このほか、同ページでは、燃料コストやガソリン使用量等の中古車情報や、他のドライバーが所有する同型自動車の燃費も確認することができる。【アメリカ環境保護庁】

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