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環境ニュース[海外]

EPA ホテルを対象とした新エネルギー・スターを公表

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2002.06.21 【情報源】アメリカ/2002.06.12 発表

 6月12日、ホイットマンEPA長官は、ホテルを対象とした最新のエネルギー・スター・パフォーマンス判定を公式に開始すると発表。ホテルは、初めて、自らのエネルギー・パフォーマンスを全米レベルで比較することができるようになる。
 ホテル産業は、光熱費に年間約50億ドル(6250億円)を費やしているという。ホテルがエネルギー効率を平均30%改善すれば、年間光熱費を約15億ドル(1875億円)節約することができ、CO2の排出も600万トン削減することができる。
 また、ホイットマン長官は、EPAが自動車組立工場を対象とした最初のパフォーマンス指標を策定し、分析を行っていることについても発表した。
 ブッシュ大統領の連邦エネルギー計画の一部として、大統領は、エネルギー・スター・プログラムについて市民の認識を高め、消費者や企業にとっての利点をアピールしようとしている。また、ブッシュ大統領は、同プログラムの拡大も視野に入れている。
 エネルギー・スターは、エネルギー効率化のシンボルで、EPAによって1992年に設置された。エネルギー省の協力を得て、同プログラムは、消費者及び企業がエネルギー効率の向上を通じて環境を保護できるようにすることを目指している。本プログラムにより、昨年1年間で50億ドル(6250億円)の光熱費を節約し、1,000万台の自動車相当の汚染物質を削減したという。【EPA】

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