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環境ニュース[国内]

アメリカエネルギー省、屋上設置型太陽光発電設備設置の手続き簡素化・低コスト化により普及を進める8チームを発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.11.19 【情報源】/2013.11.06 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、住宅や小規模事業者の屋上設置型太陽光発電設備(PV)設置の手続きの簡素化を行い、コスト削減に取り組む8チームを発表した。フロリダ、カリフォルニア州等の3チームと、複数の州で活動を行う5チームである。DOEのルーフトップ(屋上)ソーラーチャレンジ計画の一環として、8チームには、PV設置認可手続き、地域の区割り、電力量の計測、送電網への接続方法等の簡素化と標準化を推進するために、DOEから1200万ドルが投資される。
 全米には1万8000以上の行政区域と5000以上の電力会社があるが、それぞれが独自のPV設置基準と送電網接続規則を持っており、手続きが複雑で費用と時間がかかっていた。PV機器の価格が大きく値下がった今、手続きや管理等ソフト面のコストが60%以上を占めるという。2012年2月より始まった同計画の第一段階では、全米各地域の22チームが、認可に要する時間で40%、費用面で10%以上の削減を実現した。この実績を基に、DOEは今回の8チームが一括購入や迅速なオンライン申請等の革新的方法を開発・拡大し、太陽光発電のより早く、簡単で安価な普及を進めるとしている。【アメリカエネルギー省】

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