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環境ニュース[国内]

三井不動産、東京・日比谷で開発する都心型スマートシティーの計画を決定

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2013.12.11 【情報源】企業/2013.12.06 発表

 三井不動産が都心型スマートシティー(環境配慮型都市)として推進している東京・日比谷地区の再開発の計画が決定した。2017年度の完成を予定して環境負荷を低減する大規模複合ビルを建設するとともに、隣接する日比谷公園と連続する緑化空間を整備する。東京・日本橋地区に続く都心のスマートシティー第2弾となる。
 千代田区有楽町1丁目の「三信ビルディング」「日比谷三井ビルディング」の跡地を「(仮称)新日比谷プロジェクト」の名で一体的に再開発する計画で、東京の新しいビジネス、文化交流、発信拠点を目指す。日比谷公園に加え、劇場・映画館、国際的なホテルなどに隣接し、立地条件を生かして都市再生につながる街を整備する。
 大規模複合ビルは35階建て高さ約192m、延べ床面積約18万5000m2で、事務所、店舗、文化交流施設などが入る。熱負荷を低減する外装にし、ガスコージェネレーション(熱電併給)システムの排熱利用や省エネ設備、高効率の設備機器などを採用する。地域冷暖房で既存ビルと連携することで地区全体のエネルギー供給を効率化する。
 オイルとガスの2種の燃料に対応する非常用発電機を導入し、ガスコージェネ、地域冷暖房などの設備とともに集中豪雨の浸水対策で建物地上部に設置する。さらに、ビル6階の屋外に設けるテラスをはじめ地上、屋上などで緑化を進め、敷地内に計約2000m2の緑化空間を整備して日比谷公園の緑と連続させる。緑化率は約40%になる。【三井不動産(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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