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環境ニュース[国内]

APP、森林保護方針誓約の進ちょく状況を国際環境団体レインフォレストが検証

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.02.10 【情報源】企業/2014.02.03 発表

 インドネシアと中国で紙・パルプを製造するアジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)が誓約した森林保護方針の進ちょく状況について、国際的な環境団体のレインフォレスト・アライアンスが検証する。インドネシアの森林で着手し、中国の森林や工場に関しても、後に個別の検証を追加する。
 APPは、2013年2月にインドネシアのサプライチェーン(部品供給網)を対象に自然林の伐採を即時停止する誓約を行い、それ以前に収穫された天然林材の工場への納入も同年8月を最終期限にした。高炭素貯蔵地域と高保護価値地域を特定・保護するアセスメント(評価)が実施されている間、伐採を中止する。
 APPは、森林保護方針が現場でどのように実施されているか、利害関係者の信頼を得るには独立した検証が不可欠と判断した。レインフォレストは、進ちょく状況の正確な報告には透明で独立した第三者機関による監督が欠かせない、として業務を請け負い、現在、評価に向けて検証プロセスを検討している。
 伐採中止の方針は継続されていて、アセスメントは間もなく終了するという。APPはレインフォレストの検証を通して利害関係者に森林破壊阻止の課題への理解を促す。APPは世界最大級の紙・パルプメーカーで、年間計1800万t以上の紙、パルプ、加工製品の生産能力を持ち、120を超える国で販売している。 【エイピーピージャパン(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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