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環境ニュース[国内]

大阪ガス、大気汚染物質と騒音を同時に低減する新型吸音板を開発、国道が採用

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2014.03.07 【情報源】企業/2014.03.04 発表

 大阪ガスは、炭素材料を使って大気汚染物質窒素酸化物(NOx)と騒音を同時に低減する新型の吸音板「NNCパネル」を開発した。世界初という。大気浄化装置として販売している高活性炭素繊維(ACF)に騒音低減性能を追加した。国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所が施工する名古屋市の国道23号の遮音壁に初めて採用された。
 大阪ガスグループは、炭素繊維を基に有害物質の吸着除去機能を付加した活性炭素繊維を浄水器カートリッジなどの用途で販売している。この活性炭素繊維に表面処理と触媒機能を加え、大気中のNOxを70%以上除去する性能と耐久性を持たせたACFを大気浄化用に開発した。大阪市の国道43号や東京・板橋区ではすでに試験導入されている。
 ACFに騒音低減性能を追加したのがNNCパネルである。ACFで使われる活性炭素繊維は直径15μm(1μmは0.001mm)の微細な繊維で、グラスウールなど従来の吸音材と同等の吸音性能がある。NNCパネルでは、大気との接触面を増やすために活性炭素繊維の形状をプリーツ状にするとともに構造を改良し、効率的に大気を内部に取り込めるようにした。
 これによってNNCパネルは、東・中・西日本の各高速道路の基準値である25db(デシベル)を上回る33.3dbの騒音低減効果と、大気浄化性能を同時に実現した。大阪ガスは、100%子会社でエンジニアリングを手掛ける大阪ガスエンジニアリングを通じ、大気浄化と騒音低減が求められる高速道路や主要幹線道路の遮音壁向けに販売する。 【大阪ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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