カナダ、北米環境協力委員会2014年理事会会合を主催

【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2014.03.18 【情報源】カナダ／2014.03.04 発表

　北米環境協力委員会（CEC）議長であるアグルカック・カナダ環境大臣は、設立20周年記念となる2014年CEC理事会会合を、2014年7月17日カナダのイエローナイフで開催すると発表した。CECは、北米自由貿易協定（NAFTA）の追加協定である北米環境協力協定（NAAEC）の下、カナダ、メキシコ、アメリカによって1994年に設立された国際機関である。設立以来CECは、北米3カ国が共有している多様な環境問題にむけて、例えば、健全な生態系の維持や気候変動への取組、低炭素経済への移行等、3カ国が協調して実践できるよう支援してきた。会合では、これまでの成果を祝し、今後の活動について話し合われるという。
　また、CECは、地域レベルでの協力体制の構築と環境問題解決を推進するため、2010年に「環境コミュニティアクションのための北米パートナーシップ」（NAPECA）を立ち上げており、その2013年〜2015年助成金受賞者も発表した。全18プロジェクトのうち、カナダからは、水質管理や生物多様性保全等の4つの事案が選ばれ、合計39万8322ドルが給付されるという。【カナダ環境省】