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環境ニュース[国内]

ダイキン工業、建物の省エネ可能性を探し出すポテンシャル診断サービスを展開

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.04.03 【情報源】環境省/2014.03.31 発表

 ダイキン工業は、建物の省エネ可能性を探し出す「省エネポテンシャル診断サービス」を2014年度から本格的に展開する。空調機の遠隔監視サービス「エアネットサービスシステム」の運用実績を基に、無駄な運転を見付ける。現地診断、データ分析を行って改善策と効果試算の結果を報告し、運用改善や改修計画を提案する。
 ダイキン工業は環境省の「2013年度グリーンビルディング普及促進に向けた改修効果モデル事業」の診断機関に選定され、これまで全国10件の省エネ診断サービスを提供した。このサービスはエアネットサービスシステムの契約先を対象にしていたが、今回、省エネポテンシャル診断サービスとして本格的に始めることにした。
 改正省エネ法は、対象企業に対し毎年1%のエネルギー消費効率改善を求めている。これに関連して省エネの可能性を探すサービスの需要が見込まれると考えた。エアネットサービスシステムで蓄積したデータから、空調機の消し忘れ、冷やし過ぎ・暖め過ぎ、フィルターや熱交換器の汚れによるエネルギーロスの各分類で無駄な運転を見つける。
 ダイキン工業は、空調機の省エネ制御装置、遠隔または現地での空調機の省エネ制御や、遮熱塗料による空調、パートナー会社と連携したLED(発光ダイオード)照明など、既存の建物に適用できる省エネサービスを多く保有している。診断サービスではこれらを活用した省エネ診断から解決方法まで提案する。【ダイキン工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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