一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

イオン、三重県で林業の後継者育成「森つなぎプロジェクト」を県やNPOと実施

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2014.05.13 【情報源】環境省/2014.05.13 発表

 イオンは、三重県で林業の後継者を育成する森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」を同県やNPO(非営利組織)「みやがわ森選組」とともに実施する。同NPOは、森林・河川・農地を活用した都市農山村交流などを手掛けている。林業に興味がある層に向けて半年間のプログラムで森林管理への理解を促す。森林資源の持続的な利用を通じて森と暮らしを守ることを目標にする。
 2014年10月5日〜2015年3月8日のうち12日間、同県大台町で開催する。対象は20〜39歳、定員は20人で、内容はセミナー、実技講習、ワークショップなどで構成する。セミナーは座学が中心で、森と日本人の関わりや世界の森林の状況、林業と日本人の関係などを取り上げる。実技講習は実際の作業現場でチェーンソーなどの器具を使って本格的に行う。
 ワークショップではアイデア創出法を学び、社会に還元するための商品やサービスを考える。インターネットなどで参加者を募るほか、東京と大阪で7月ごろに説明会を開き、8月1〜31日に申し込みを受け付ける。プロジェクト終了後、林業への就業を希望する参加者に対してビジネスプラン実現に向けたサポートも予定し、林業の活性化につなげる。
 イオンが進める環境・社会貢献活動の一環となり、これまで展開してきた植樹に加え、木を育てて活用することにも取り組む。みやがわ森選組は大台町で農業インターンシップや林業支援事業を展開し、県は企業と農山漁村の新しい関係づくりの支援を推進している。3者の考えが一致したことから今回、連携してプロジェクトを実施することにした。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク