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環境ニュース[国内]

トヨタホーム、スマートマンションを名古屋に建設、MEMSや高圧一括受電を導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.26 【情報源】企業/2014.06.20 発表

 トヨタホームは、スマートマンション(環境配慮型マンション)を名古屋市昭和区に建設する。マンションギャラリーを6月21日に開設して販売活動を始めた。同マンションは、経済産業省の「スマートマンション導入加速化推進事業」の認定を受けている。MEMS(マンションエネルギー管理システム)でエネルギーを効率的に利用し、電気使用量を抑える。併せて、高圧一括受電も導入し、電気料金を低減する。
 このマンションは「アネシア八事高峯シティテラス」で、トヨタホームと住友不動産が初めて共同でプロジェクトを実施する。経済産業省の推進事業は、事業者のエネルギー管理支援サービスを受けることを前提に、MEMSの費用を補助する。MEMSは、建物で使用する電力使用量を計測し、空調や照明の制御やピークを抑制する機能を備え、マンション全体で電力使用量の10%削減を目指す。
 家庭内にはHEMS(住宅エネルギー管理システム)機器とスマートメーター(次世代型電力量計)を設置する。これにより、電気使用量の「見える化」と家電の制御を行い、エネルギーの消費を最適化する。高圧一括受電は、単価の安い高圧電力をまとめて購入し、低圧に変えて各戸に供給するサービスで、各戸それぞれが電力会社から直接購入する場合より電気料金が5%低減できる。
 アネシア八事高峯シティテラスは、名古屋市営地下鉄名城線の八事日赤駅徒歩4分に位置する。9259.15m2の敷地に7階建てのA棟と5階建てのB棟、同C棟の3棟を造る。総戸数は140戸で全戸南向き、2015年2月下旬の完成と3月下旬の入居を予定する。敷地内には100本以上の高木と3500本以上の中・低木を植える。太陽光発電システムを設置し、屋上緑化も施す。【トヨタホーム】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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