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環境ニュース[国内]

キリングループ、環境省「2014年度版環境白書」で「2020年型企業」として紹介

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.07.17 【情報源】企業/2014.07.14 発表

 キリングループは、環境省「2014年度版環境・循環型社会生物多様性白書」の中で「2020年型企業」として紹介された。グループが展開しているスリランカの紅茶農園に対する持続可能な農園認証の取得支援が評価された。2020年型企業は人的・自然資本、地域社会に投資し、これらを育てながら金銭的な資本を作っていく企業を意味する。
 白書は、持続的な経済成長と環境負荷低減を両立させる持続可能な社会実現には、企業も含め、行動を2020年までに変える必要がある、としている。その中で世界中の企業が目指す姿を2020年型企業と定義し、企業活動を通じて社会にプラスの影響を与え、持続可能な社会を実現するビジネスモデルを評価することが重要と記している。
 日本企業の例にキリングループを挙げ、スリランカで2013年から紅茶農園の認証取得支援に取り組んでいることを取り上げた。日本に輸入される紅茶葉の約60%がスリランカ産で、2011年はそのうち約25%がキリングループの商品に使用された。農園を調べたところ、生物多様性保全に寄与する認証を受けている農園が約4割だった。
 その一方、経済的な理由で認証取得ができない農園も多い実態が把握できたことから、キリングループは地域全体の持続可能性の向上に向けて認証取得の支援を始めた。こうした活動が白書に紹介された。2013年は15農園が取得のためのトレーニングを終え、2014年は30以上の農園が受ける。【キリンホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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