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環境ニュース[国内]

YKK AP、2013年度の環境活動で国内拠点のエネルギー原単位を前年度比1.5%削減

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.09.11 【情報源】企業/2014.09.09 発表

 YKK APは、2013年度の環境活動で、国内拠点の出荷重量当たりのエネルギー原単位を前年度比1.5%、2010年度比で10.2%削減した。生産設備の高効率化や待機電力の削減などに取り組んだ。2014年度は前年度比2.0%、2010年度比で12%の削減を目指す。2013年度の新規商品開発の環境配慮型比率は100%で、廃棄物再資源化率も98.9%を達成した。
 2013年度は全拠点で節電活動が定着したとともに、約5億円をかけて生産設備、照明、空調などを高効率機器に更新した。さらに、待機電力を削減したほか、自然エネルギーの活用で空調機器の使用を抑えた。生産設備のエネルギー消費量をモニタリングすることで、これまで気が付かなかったエネルギーロスを「見える化」し、その削減を図った。
 環境配慮型商品は、世界トップ水準の高断熱樹脂窓など積極的に開発を進め、開発比率は前年度の96%から100%に上がった。排出物は前年度比で11%増加したが、再資源化率は98.9%と前年度の98.7%より高くなった。東北事業所(宮城県大崎市)のバイオマスボイラーの破砕機処理能力を増強し、木質廃材を全て自社で有効利用できるようにした。
 2014年度は、生産現場のエネルギー消費量を「見える化」して最も効率的なエネルギー消費環境を見つけ、エネルギー原単位を一層削減する。風や地中熱などの自然エネルギーも活用して動力を削減すると同時に、照明、空調など既存設備の高効率化・平準化を推進する。環境配慮型商品の開発比率100%を維持し、再資源化率は99%を目標にする。【YKK AP(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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