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環境ニュース[海外]

イギリス自然環境研究会議とアメリカ国立科学財団、英米共同研究の手続き簡略化に合意

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2014.09.16 【情報源】イギリス/2014.09.02 発表

 イギリス自然環境研究会議(NERC)とアメリカ国立科学財団(NSF)環境生物学部門(DEB)は、英米の環境科学者による発見科学プロジェクトや地球環境問題の共同研究を円滑に行うために、その手続きを簡略化することに合意した。
 これにより英米の研究者は、共通の共同研究計画書をNERCもしくはNSFのどちらか一方に提出すればよく、共同作業を円滑に行えるようになる。現在の手続きでは、研究者はそれぞれの資金提供者に助成金を申請する必要があり、申請者や審査担当者に時間を浪費させるだけでなく、共同研究者が個別にそれぞれの資金提供者に助成金を申請する場合、いずれか1件だけが採用されるリスクもある。
 NERCの最高責任者ウィングハム教授は、「この新たな合意は、申請者や審査担当者の作業負荷を削減し、関係者全員の利益になるはずである」と語った。この合意は、2015年と2016年のNERCとDEBの発見科学プロジェクトで、現在の予算と審査手順のもとで機能する。NERCとNSFは、この合意を継続あるいは拡大するかどうかを決定するためにその効果を評価する予定である。【イギリス自然環境研究会議】

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