一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

リコー、「気候サミット」に合わせて表明される世界銀行などの呼び掛けに参加

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.09.25 【情報源】企業/2014.09.22 発表

 リコーは、国連本部(米国ニューヨーク)で開催中の「気候サミット」に合わせた「世界銀行グループ・カーボンプライシング支援イニシアティブ」の呼び掛けと、「1兆トン共同声明」に賛同して参加する。低炭素社会構築に向けて各国政府が導入する政策を後押しするには、企業がこうした声明の支援を表明することが有効と考えた。
 世界銀行グループ・カーボンプライシング支援イニシアティブは、政府組織や自治体、企業が共同して「炭素の価格付けに関する政策強化」を求める呼び掛けで、主体は世界銀行グループ(本部・米国ワシントンD.C)が担っている。炭素の価格付けは、CO2排出量に応じて費用を負担する制度で、排出量取引炭素税などがある。
 1兆トン共同声明は、気候変動問題に取り組む英国企業グループのCLGと、各国にあるCLGと同様の企業グループネットワークが提案する。「国際合意されている2℃以内の温度上昇に抑えるためには、人的なCO2の累積排出量を1兆t(炭素換算)以内に抑えなければならない。そのための政策を世界が実行することが重要である」と訴える。
 リコーは気候変動防止に向けて中長期目標を設定し、環境性能に優れる製品・サービスの提供をはじめ、各種の活動を通じて環境保全と利益創出を実現する環境経営を実践している。これまでも気候変動に関するさまざまな声明に署名・参加してきた。今後、気候変動防止に役立つ環境活動を強化すると同時に、事業の成長を目指す。【(株)リコー】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク