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環境ニュース[国内]

国連環境計画など、高効率電気機器への切替を支援する官民連携の新たな取組を開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.10.08 【情報源】/2014.09.23 発表

国連環境計画(UNEP)は、高効率電気機器への切替を世界規模で促進するため、各国のニーズに合わせた官民連携の支援を提供する新たなパートナーシップを開始した。高効率電気機器(照明、エアコン、冷蔵庫など)への切替によって、世界の電力消費量は10%以上削減され、電気料金の年間3500億ドルの節約、二酸化炭素排出量の年間12億5000万トンの削減につながる可能性があるという。特に、ラテンアメリカ・カリブ地域で電気機器の需要が急増しており、2030年までにパラグライでは家庭用冷蔵庫が2倍に、パナマではエアコンが4倍に増加すると予測されている。新しいパートナーシップが発表した報告書によると、ラテンアメリカ・カリブ地域のすべての国が高効率基準を満たす冷蔵庫、エアコン、扇風機を利用した場合、年間140テラワット時の電力節約になり、同地域の電力消費量の約11%の削減になるという。同地域からはドミニカ共和国が既に参加を表明しているほか、二酸化炭素排出削減や電気料金の財政負担の軽減に役立つことを期待し、15か国が参加に意欲を示している。【国連環境計画

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