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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、南長岡ガス田の天然ガス精製・処理プラント設備の増強工事を受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.10.08 【情報源】企業/2014.10.03 発表

 JFEエンジニアリングは、国際石油開発帝石(INPEX)から、越路原プラント(同市)の増強工事を受注した。同プラントは、国内最大級のガス田、南長岡ガス田(新潟県長岡市)で生産される天然ガスの精製・処理を行う設備で、2016年12月の完成を予定している。これにより、回収率を高め、同ガス田の可採埋蔵量の増加と生産期間の延長を図る。
 南長岡ガス田は長岡市南西部に位置する大型ガス田で、国内最深の深度4000〜5000mの火山岩中に天然ガスが含まれる。1970年代後半に開発が始まり、越路原プラントが1984年に完成して以来、INPEXが天然ガスとコンデンセート(特軽質原油)を生産し、パイプラインネットワークを通じて都市ガス事業者や工業用需要家に販売している。
 今回JFEエンジが受注した増強工事では、越路原プラントに昇圧機やセパレーターなど井戸のガス送出能力を向上させる設備を設置する。これによって南長岡ガス田で生産する可採埋蔵量が約2割増加し、生産期間も現在の想定からさらに約20年弱の延長が期待できる。越路原プラントは、国内最大級の日量420万Nm3のガス処理能力を持つ。
 JFEエンジは、増強工事の設計から建設、試運転まで請け負った。工事は海外で国際石油資本などが使う設計手法で進めることになり、世界標準に対応する技術力や、南長岡ガス田でのこれまでのガス精製・処理プラントの建設実績などが評価された。国内の天然ガス需要は堅調な伸びが予想され、JFEエンジは今後も最適な技術を提供する【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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