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環境ニュース[国内]

NEC、住宅内のエネルギー計測機能と家電制御機能を一体化したユニット製品化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.11.07 【情報源】企業/2014.11.05 発表

 NECは、住宅内の電力、ガスなどのエネルギー使用量を計測する機能と、家電・住宅設備機器を制御するコントローラー機能を一体化した「エネルギーマネジメントユニット」を製品化した。新電力や住宅メーカー、住宅エネルギー管理システム(HEMS)メーカーなどへの販売・出荷を11月5日に始めた。「見える化」サービスを低コストで実現する。
 分電盤に設置した電流センサー18ポート分の電力使用量を計測する機能と、HEMSの標準規格「ECHONET Lite(エコーネットライト)」に対応した家電・住宅設備機器を制御するコントローラー機能を1つにした。エネルギー使用状況の「見える化」などのサービスに必要な通信機能などのソフトも事前に搭載し、HEMS機器開発コストを最大80%削減する。
 通信方式は有線LAN、無線LANのほか、通信距離が長く電波干渉が起きにくい920MHz帯の特定小電力無線に対応する。設置環境に合わせて既築・新築のどちらでも最適な通信方式が選択できる。今後、次世代無線通信規格の「Wi-SUN」への対応も予定している。電力だけでなくガス、水道の使用量も同時に計測可能で、住宅全体のエネルギーが管理できる。
 住宅へのHEMSの導入が進む中、電力に加えてガス、水道の使用量計測など多機能なエネルギー計測機能が求められている。同時に、家電・住宅設備機器の遠隔制御などスマートハウス(環境配慮型住宅)向けサービスが活発になっていることから開発した。2万台購入の場合で1台2万円(税別)の価格を設定した。今後3年間で25億円の販売を目標にする。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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