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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、木質系企画住宅で断熱性能向上や太陽光発電標準化の新商品発売

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.10.08 【情報源】企業/2014.10.02 発表

 ミサワホームは、木質系企画住宅ブランド「SMART STYLE(スマートスタイル)」で、断熱性能の向上や太陽光発電システムの標準化を図った新商品「SMART STYLE『S(エス)』」を10月10日に発売する。年間の一次エネルギー消費量を正味でおおむねゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)基準に対応する。価格帯は従来商品と同水準に抑えた。
 スマートスタイルエスは、政府が2020年までに目指す標準的な新築住宅でのZEHを先取りした。建物の断熱性能を高めるとともに、熱の影響を受けやすい東西面の開口面積を小さくして熱損失を低減し、自然エネルギーを生かしたデザインで省エネする。加えて、屋根面積を大きく確保して大容量太陽光発電システムの搭載を可能にしてZEH基準をクリアした。
 壁と床の断熱材には寒冷地で使用してきたグラスウールタイプを、屋根には遮熱性能の高いパネルを標準化した。高断熱のサッシやLow-e複層ガラスも標準採用した。自然エネルギーの活用では南北の通風で風を取り込み、天井にたまった熱を屋根の窓から排出する設計で快適性を向上させる。太陽光発電システムは、ZEH仕様タイプで5.62kWを標準搭載する。
 太陽光発電では、電力会社より1kWhあたり1円高く買い取るサービスを提供する。エネルギーの「見える化」と住宅オーナー同士で情報共有できる独自のHEMS(住宅エネルギー管理システム)や、電気自動車から住宅に電力供給するV2H(ビークルツーホーム)に対応する配管なども標準にした。子育て世帯を主なターゲットに年間100棟の販売を目標にする。【ミサワホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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