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環境ニュース[国内]

ホンダ、高級セダン「レジェンド」の新型発売、3モーターのハイブリッド採用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.11.12 【情報源】企業/2014.11.10 発表

 ホンダは、高級セダン「レジェンド」の新型を2015年1月22日に発売する。2012年に生産をいったん打ち切ったが、ハイブリッド車(HV)として復活させた。3つのモーターを備える新しいハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(スポーツ・ハイブリッド・スーパーハンドリング・オール・ホイール・ドライブ)」を採用した。
 新ハイブリッドシステムは、車体前部に新開発のV型6気筒の3.5Lエンジン、前部に1つのモーター、後部に2つのモーターを搭載し、エンジンと3つのモーターを最適に制御するコントロールユニットと、高出力のリチウムイオンバッテリーを組み合わせた。状況に応じて駆動方式とエネルギー効率の良い走行モードを自動的に選択する。
 前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動の3種の駆動方式と、モーターだけで走行する電気自動車(EV)ドライブ、エンジンによる前輪駆動と車体後部の2つのモーターで走行するハイブリッドドライブ、エンジンのみで走行するエンジンドライブの3つの走行モードがある。減速の際は、四輪すべてのタイヤでエネルギーを効率的に回生する。
 3.5Lエンジン、最高出力382馬力を実現しながら、実走行に近いJC08モードでガソリン1Lあたり16.8kmの燃費性能を達成した。680万円(税込み)の価格を設定した。月間300台の販売を目標にする。歩行者との衝突を回避するハンドル自動制御機能も世界で初めて装備する。レジェンドは今回が5代目で、初代モデルは1985年に発売された。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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