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環境ニュース[国内]

パナソニック、インドネシアで政府やユネスコなどと環境保護と次世代教育開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.12.22 【情報源】企業/2014.12.17 発表

 パナソニックは、インドネシアで同国政府や国連教育科学文化機関(ユネスコ)ジャカルタ事務所などとともに環境保護と次世代教育プロジェクトを12月17日に始めた。世界遺産のプランバナン寺院遺跡群向けにLED発光ダイオード)投光器を寄贈したほか、同遺跡と世界遺産のボロブドゥール遺跡周辺地域の持続的な発展を目的に若者に教育を実施する。
 プランバナン遺跡群はジャワ島最大の寺院群で、高い小塔があるヒンズー教寺院で構成される。中心的存在になっているプランバナン寺院は9世紀のヒンズー教時代に建立され、中央部に3つの塔が配置されている。500を超える寺院が残り、1991年に世界遺産に登録された。パナソニックは今回、同遺跡群をライトアップするためのLED投光器16台を贈った。
 これまではライトアップ用にハロゲン灯(HIDランプ)を使っていたが、LED投光器によって、約30%の省エネにつながる。HIDでの5時間点灯と、LEDでの5時間(シルバー1時間半、プラチナ3時間、ゴールド30分)点灯を比べた。消費電力削減に加え、瞬時に点灯することや、電球の交換が長期間不要になるなどメンテナンス性も大幅に高められる。
 教育は、世界遺産保護の重要性についての意識を高め、文化的産業のトレーニング通じて若者に生計設計の機会を提供することを目指す。地元関係者やコミュニティーを対象に1年間、持続可能な成長、環境技術、創造的な経済活動、自然災害軽減をテーマにした世界遺産保護に関するフォーラムや、持続可能な観光事業開発のプログラムを展開していく。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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