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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、住友ベークライトに「環境格付」融資実施、最高ランク付与

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2014.10.06 【情報源】企業/2014.10.06 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、住友ベークライトに「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。環境安全活動のレスポンシブル・ケア(RC)と環境負荷低減活動を基盤にしたCSR企業の社会的責任)経営を推進していることに対し、4段階の格付けうち「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」とする最高ランクを付与した。
 住友ベークライトは、「環境・安全」経営方針を掲げ、「企業活動のあらゆる面でRCに取り組み、環境の保全と安全・健康の確保に留意して行動し企業の社会的責任を果たす」としている。RCは、化学物質の開発から製造、流通、使用、廃棄までの全ライフサイクルで環境・安全面の対策を実行し、改善を図って行く自主管理活動を指す。
 DBJは格付けにあたり、非可食植物からフェノール樹脂を生産する「グリーンフェノール」など、ライフスタイルの変化や社会・環境課題の解決に役立つ製品・技術を開発している点を高く評価した。加えて、品質改善、生産革新、省エネ化など生産性向上と環境負荷低減を一体化させる多角的な活動を展開していることも評価した。
 この結果、住友ベークライトは最高ランクを取得し、これを機に今後もRCを進める。DBJ環境格付に基づく融資は、DBJが開発した格付けシステムで企業の環境経営度を評価して優れた企業を選び、ランクに応じて融資条件を設定するメニューで、3段階の金利を適用する。DBJは環境格付を通じて環境配慮型経営を積極的に支援する。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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