一般財団法人環境イノベーション情報機構
伊藤園、飲料売り上げの一部を琵琶湖の環境保全に寄付するキャンペーンを実施
【環境一般 CSR】 【掲載日】2015.01.15 【情報源】企業/2015.01.13 発表
伊藤園は、茶飲料「お〜いお茶」の売り上げの一部を滋賀県が進める琵琶湖の環境保全に寄付する「お茶で琵琶湖を美しく。」キャンペーンを1月13日から3月31日まで実施する。関西地区2府4県(滋賀県と京都、大阪府、兵庫、奈良、和歌山県)が対象になる。併せて店頭告知、清掃、フォトコンテストなど各種の活動で環境保全の大切さを訴える。琵琶湖は、滋賀県だけでなく関西地区約1450万人の生活や産業活動を支える貴重な水資源で、淀川の洪水を防ぐ役割も果たしている。伊藤園は、水と密接に関わる総合飲料メーカーとして美しい琵琶湖を守る重要性を伝え、環境意識を高めてもらうために、2008年からこのキャンペーンを展開している。これまでの寄付金の総額は6163万円にのぼる。
今回も、期間中のお〜いお茶の全飲料製品(「緑茶」「濃い味」「ぞっこん」「ほうじ茶」「玄米茶」など)の売り上げの一部を滋賀県の活動に寄付する。2府4県では「母なる湖、琵琶湖を守り続けるために」と書かれた店頭告知物や、テレビCM、PRバッジを付けた伊藤園社員による営業活動など、さまざまな場面で琵琶湖の環境保全を訴求する。
さらに、水質保全に寄与するヨシ刈りを消費者とともに1月18日に行う。参加する消費者は公募した。ヨシは水中の窒素やリンを吸収し、刈り取ることで汚染物質が湖外に出る。このほか、社員が数回にわたって琵琶湖周辺を清掃する。フォトコンテストは「あなたの琵琶湖の風景」か「あなたの街の身近な自然」がテーマで、期間中にウェブサイトで写真を募集する。【(株)伊藤園】