ドイツ　ドイツ企業の建築エネルギー効率対策を海外で紹介するプログラムが開始

エネルギー】 【掲載日】2015.01.30 【情報源】／2015.01.16 発表

ドイツ連邦経済エネルギー省は、建築分野におけるエネルギー効率対策の「ランドマークプロジェクト」を「メード・イン・ジャーマニー」として海外で紹介する助成プログラムを開始することを公表した。エネルギー効率・輸出イニシアティブの一環で実施される。既にバルト諸国（2013年）とアイルランド（2014年）で行われたパイロットプロジェクトでは成果を挙げており、これを他国に拡大していくというもの。現地のドイツ在外商工会議所を通じて、現場視察や専門家ワークショップ、メディアを利用した広報活動が行われる。ドイツ企業は、実現した革新的プロジェクトをそれぞれの在外商工会議所に直接提案することになる。助成プログラムを通じて、理解が困難なテーマであるエネルギー効率を具体的なプロジェクトで見える化し、実用化された事例から先行技術を紹介していく。ドイツ企業にとっては、専門家における認知、そのネットワークにおける普及、市場参画といった利益が期待できる。【ドイツ連邦経済エネルギー省】