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環境ニュース[国内]

矢崎総業、グループがドライブレコーダー一体型タコグラフ、省エネと安全両立

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.03.09 【情報源】企業/2015.03.04 発表

 矢崎総業グループで電線、環境システム、計装機器の矢崎エナジーシステムは、ドライブレコーダー一体型の新しいデジタルタコグラフ「DTG7」を5月21日に発売する。デジタルタコグラフに車載カメラを6台まで加えることができ、業務車両の省エネと安全を両立する。省エネで安全な運転を心掛ける意識が高まり、事業者の利益にもつながるという。
 デジタルタコグラフは、車両運行での速度・時間などを自動的にメモリーカードに記録する装置で、ドライバーが法定速度や休憩時間を守っているかが確認できる。矢崎エナジーシステムは1999年に型式認定を受け、これまでに約35万台を販売した。映像や音声を自動で記録する車載装置のドライブレコーダーは、2005年の発売以来、約15万台を売った。
 新製品のDTG7はデジタルタコグラフの基本性能を高めるとともに、車載カメラを追加してドライブレコーダーの機能を持たせた。デジタルタコグラフの運行管理機能とドライブレコーダーの映像情報を合わせて活用することで、省エネと安全を実現するシステムが構築できる。解析方法はカードだけでなく、新たに高速データ通信と無線LANに対応した。
 従来機種と同様に運行、車両、労務などさまざまな管理ができる。本体は幅178mm、高さ50mm、奥行き150.6mmで、有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルでの大画面表示も新しく採用した。GPS(衛星利用測位システム)アンテナを含み価格は17万円(税別)に設定した。車載カメラは2万6000円(同)だ。初年度に本体1万台の販売を計画している。【矢崎エナジーシステム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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