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環境ニュース[国内]

伊藤忠商事・三菱地所など、東京・秋葉原に共同事業ビルが完成、環境仕様採用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.03.12 【情報源】企業/2015.03.10 発表

 伊藤忠商事、三菱地所、伊藤忠都市開発が東京・秋葉原に共同事業で開発したオフィスビル「フロントプレイス秋葉原」が3月10日に完成した。LED(発光ダイオード)照明や自動調光などの環境仕様を採用した。CASBEE(建築環境総合性能評価システム)で「Aランク」を取得する。
 フロントプレイス秋葉原は、3社が初めて共同開発したオフィスビル事業となる。地上7階・地下1階建てで、延べ床面積は6481.04m2。JRの秋葉原駅だけでなく、東京メトロの末広町駅、同新御茶ノ水駅、同淡路町駅などに近接し、7駅10路線が利用できる。
 環境仕様では専有部に加えて共用部の主照明にLEDを導入したほか、自動調光やLow-E(低放射)ペアガラスで省エネを図る。さらにBCP(事業継続計画)対応で停電時に備えて2回線受電を採用した。災害時はビルの非常用発電機から共用部に連続48時間以上給電する。テナント用の非常用発電スペースも確保した。
 3社は今後も都内の主要ビジネス地区でオフィスビル開発を進める。CASBEEは、建築物の環境性能を格付けする仕組みで、環境配慮と快適性、景観配慮も含めて総合的に評価する。「Sランク(素晴らしい)」から「Cランク(劣る)」まで5段階あり、フロントプレイス秋葉原はAランク(大変素晴らしい)を予定している。【伊藤忠商事株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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