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環境ニュース[国内]

JR東日本、JR神田万世橋ビルが米国で普及している環境配慮基準のLEED認証を取得

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.03.19 【情報源】企業/2014.03.17 発表

 JR東日本は、東京都千代田区の交通博物館・旧万世橋駅跡地に建設したオフィスビル「JR神田万世橋ビル」について、米国で広く普及している環境配慮基準の認証を取得した。併せて、JR東日本100%子会社でビル運営を行うジェイアール東日本ビルディングは、同ビル内の会議室で同じ認証を取得した。どちらもJR東日本グループで初めてとなる。
 この認証は「LEED」と呼ばれ、リーダーシップ・イン・エネルギー&エンバイロンメンタル・デザインの略で、環境に配慮した建物に与えられる。非営利団体の米国グリーンビルディング協会が運用している。JR神田万世橋ビルはテナントビルの本体、外装、共用部を対象にした「LEED-CS」、会議室はテナント専用部内装の「LEED-CI」を取得した。
 LEEDは評価ポイントの合計点で上位からプラチナ、ゴールド、シルバー、認定に格付けされ、JR神田万世橋ビル、会議室はともにゴールドとなった。日本にも建築物総合環境性能評価システム「CASBEE」があるが、世界的にアピールする場合はLEEDが利用されているという。JR神田万世橋ビルは20階建て延べ床面積約2万8500m2で、2013年1月に完成した。
 評価では、直射日光を受ける南西面に窓面が少ない設備を配して熱負荷を抑えていることや、屋上に太陽光パネルを設けて電力を建物の照明などに利用している点、屋上緑化電気自動車専用充電設備、工事期間中の建設廃棄物リサイクル促進などが認められた。JR東日本グループは初のLEED認証を機に、今後も環境配慮型の施設を開発する。【東日本旅客鉄道(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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