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環境ニュース[国内]

東芝、米国テネシー州に建設の複合火力発電所向け蒸気タービン・発電機を受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.03.30 【情報源】企業/2015.03.25 発表

 東芝は、米国国営電力会社のテネシー川流域開発公社がテネシー州に建設する複合火力発電所「アレン複合火力発電所」向けに、蒸気タービン・発電機を受注した。ガスタービンと蒸気タービンを組み合せた高効率の発電システムだ。2016年10月に蒸気タービン・発電機を納入する。同発電所は2018年6月の運転開始を予定している。
 アレン複合火力発電所は、米国連邦と州の大気汚染防止法を遵守するため、老朽化した既存の石炭火力の代替として造られる。東芝は、出力472MW(47万2000kW)の複合火力発電所用蒸気タービン・発電機を納入する。複合火力発電はガスタービンの排熱で蒸気タービンを駆動して効率的に発電する。燃料が抑えられ、CO2排出も少ない。
 東芝の複合火力発電用蒸気タービン・発電機の実績と技術力、機器信頼性が評価されて受注につながった。これによって、東芝の北米での火力発電向け蒸気タービン・発電機の受注は累計100台になった。東芝は1967年に北米で初めて蒸気タービン・発電機を納入して以来、変化の激しい北米火力市場に対応して火力事業を展開してきた。
 米国で東芝は、2003〜2011年に9年連続して容量ベースでトップシェアを守った。2014年には、既存の石炭火力発電所の代替で建設が増えた、新規の複合火力発電所向けに複数台を受注し、再びトップに立った。北米は今後も多くの受注が見込まれ、引き続き新規発電所用の蒸気タービン・発電機供給事業を強化し、売り上げ拡大を目指す。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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