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環境ニュース[国内]

三菱重工、米国グループ会社がギニア向けガスタービン発電機を3ユニット受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.04.17 【情報源】企業/2015.04.17 発表

 三菱重工業の米国グループ会社で航空機エンジン転用型ガスタービン発電機を手掛けるPWパワーシステムズ(PWPS)は、西アフリカのギニア向けにガスタービン発電機「FT8モービルパック」を3ユニット受注した。首都コナクリ周辺の発電能力を効率的に増強するために、新たに設ける発電所の中核機器として、第1のユニットを3月31日に出荷した。
 FT8モービルパック1ユニットは2万5000kWの出力がある。米国に拠点を置く事業開発会社、マイアミ・キャピタル・ホールディングから受注した。発電所は同社傘下の欧州電力会社、Kエナジーが運転・管理する。PWPSは機器の製造・供給と技術サポートを実施し、据え付けなど現地工事はチュニジアのEPC(設計・調達・建設)会社が担当する。
 FT8モービルパックは、米国の航空機用エンジンメーカー、プラット・アンド・ホイットニー(P&W)が供給するエンジンを動力源にしたガスタービン発電機で、天然ガスと液体燃料を使用する。パッケージ型のため迅速に移動・設置でき、第1のユニットは貨物輸送機で既にギニアに運ばれた。据え付け時間も短く運転時の起動も短時間ですむ。
 PWPSは、P&Wの中小型ガスタービン事業を三菱重工が2013年に買収して営業を始めた。米国コネチカット州に本社を置く。航空機エンジン転用型ガスタービンは分散型電源にも活用できる。三菱重工は同社と日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の高効率の大型機と併せてガスタービン事業を進めている。【三菱重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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