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環境ニュース[国内]

日立パワーソリューションズ、小規模発電事業者向けサービス会社をタイに設立

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.05.11 【情報源】企業/2015.05.07 発表

 日立製作所グループで電気機械器具・プラント設備の日立パワーソリューションズは、小規模発電事業者向けの保守サービス・コンサルティング会社をタイに設立する。プラントエンジニアリングの三興(東京・品川区)のグループ会社で計装関連の三興コントロール(横浜市鶴見区)、三興のタイ現地法人のSISと共同出資して立ち上げる。
 新会社は資本金650万バーツ(約2275万円)で、日立パワーソリューションズが40%、SISが51%、三興コントロールが9%出資し、6月の設立を目指す。タイの首都バンコクに設け、発足時の従業員は5人を予定する。社名や代表者は決まっていない。タイは電力事業の自由化が進み、小規模な発電事業者の増加が見込まれる。
 タイに進出した日系企業の自家発電設備導入や売電事業参入も予想されるうえ、首都圏外では分散電源のニーズの高まりから再生可能エネルギーや省エネに関心が集まり、中小規模発電設備が多く計画されている。新会社は、日立パワーソリューションズと三興グループの強みを融合し、発電プラントとその保守サービス事業の拡大を図る。
 タイと周辺地域の小規模発電事業者や産業用の自家発電設備を持つ企業に対し、発電プラントの電気・計装・制御設備の保守サービスを提供する。併せて、省エネ設備の導入に関して顧客の課題解決型コンサルティングを展開する。日立パワーソリューションズと三興グループは、フィリピンにも2011年に保守サービス会社を設立している。【(株)日立パワーソリューションズ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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