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環境ニュース[国内]

三菱日立パワーシステムズ、インドの肥料会社から熱併給発電プラント一式受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.05.15 【情報源】企業/2015.05.12 発表

 三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インド最大の肥料製造会社、IFFCOから、熱併給発電プラント一式を一括して受注した。最新鋭ガスタービン「H-25形」を中核機器にしたプラントで、2016年7月の運転開始を予定している。2014年にMHPSが発足して以来、同国での一括請負契約は初めてとなる。
 MHPSのインド拠点、MHPS-INDを通して受注した。熱併給発電プラントは、同国北部に位置するウッタル・プラデーシュ州にあるIFFCOの大規模尿素・肥料製造工場に建設する。出力は2万2000kW、蒸気の量は1時間あたり60tで、運転開始後は電力と蒸気を安定して工場に供給する。同時に、高い効率で肥料製造プラントの省エネにつなげる。
 熱併給発電プラントは、H-25形ガスタービン、発電機、排熱回収ボイラーなどで構成し、MHPSは、H-25形をMHPS-INDを通じて供給する。排熱回収ボイラーなどはMHPS-INDが担当する。H-25形は信頼度の高さと設置現場でのメンテナンスの容易さ、保守頻度の低さが特長で、性能と国内27基・海外144基(今回含む)の受注実績が評価された。
 熱併給発電プラントの長期保守契約も提案し、部品供給や技術アドバイザーの派遣などで安定した運転支援を予定する。これまでにMHPSはインドで計17基のガスタービンを納入した。MHPSは火力発電システム向けのさまざまな製品群を保有し、発電分野のトータルソリューションを提供できることが強みで、今後も多様なニーズに対応していく。【三菱日立パワーシステムズ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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