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環境ニュース[国内]

大京など、横浜市に完成予定のマンションで入居予定者による植樹祭開催

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.06.02 【情報源】企業/2015.05.27 発表

 大京は、横浜市に8月完成予定のマンション「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」で、入居予定者による植樹祭を5月16日に開催した。マンション敷地内に設けたビオトープ(生物生息空間)がある自然エリア「ふれあいの森」に様々な種類の中木、低木計200本を植えた。同マンションは近鉄グループの近鉄不動産と開発した。
 同マンションでの生物多様性保全の取り組みに関する計画を立てた。植樹祭は植栽維持管理プログラムのスタートに当たる。これから暮らす入居予定者が緑と水に愛着を持ち、自然を大切にするきっかけにしてもらうことが目的だ。コミュニティー形成の契機にする狙いもある。当日は入居予定者の約6割にあたる135世帯・408人が参加して植樹を楽しんだ。
 同マンションの管理組合に「ビオトープ担当理事」を選任し、同担当理事は専門家による植栽とビオトープの年1回の環境調査、年3回の巡回に同行する。その上で翌年以降の植栽維持管理を立案する。さらに、入居者から活動に参加する希望者を募る。植樹祭では、入居予定者に生態系配慮型の植栽管理体制を説明した。
 今後メダカ、ヌマエビの放流会や草取り、清掃などのイベントを実施する。同マンションは生物多様性に配慮した施設に与えられる「いきもの共生事業所認証」を2月に取得した。7階建て総戸数221で8月31日に入居が始まる。生態系の維持を目指し、約8600m2の敷地のうち30%の緑地率を実現してビオトープや遊歩道を設置した。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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