ドイツ　気候変動・省資源分野の職業教育の促進プログラムを開始

環境一般】 【掲載日】2015.06.11 【情報源】／2015.05.27 発表

　ドイツ連邦環境省は、環境保護・気候保護を重点としたヨーロッパ社会基金（ESF）・連邦プログラムの開始を公表した。連邦環境省とEUは、2020年までに3500万ユーロを拠出するとしている。気候変動や省資源に関する職業教育を支援するESF「持続可能な発展のための職業教育助成プログラム」がその対象となり、第一弾として2018年までにEU資金から1100万ユーロ、ドイツ政府の資金から800万ユーロが助成される。その内容は、省エネに特化した建築物の新築や改修に関連する職業協力における業種間の協力体制の強化、そして気候変動対策や省資源に関わる職業に関するワークキャンプやロードショーの実施となる。これらのプロジェクトは、3年ないし4年の期間で実施され、プロジェクト毎に200万ユーロまで支援される。ヨーロッパ社会基金は、55年以上にわたり、ヨーロッパ域内における雇用促進と社会的統合を進める活動を行っている。【ドイツ連邦環境省】