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環境ニュース[国内]

富士電機、「新電力事業者向け需給管理・CISサービス」をNTTデータなどと開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.17 【情報源】企業/2015.06.11 発表

 富士電機は、「新電力事業者向け需給管理・CIS(顧客情報管理システム)サービス」でNTTデータ、電気通信工事の協和エクシオと協業する。2016年4月に共同でサービスを始めることで6月9日に基本合意した。同年同月に予定されている電力小売り自由化で新たに参入する電力事業者を対象に、必要な業務メニューをインターネットを介したクラウドで提供する。
 電力小売りの自由化に伴って競争激化が予想される中、新電力事業者の新規立ち上げに伴う設備投資リスクの最小化や、他の事業者と連携した電力の需給管理などの課題に対応する。富士電機、NTTデータ、協和エクシオの各社の強みやノウハウを活用してサービスを展開する。CISは顧客管理、料金計算・請求、収納督促などのシステムを意味する。
 需給管理では、気象情報や電力使用実績などから最適なデータを抽出・分析し、高い精度で需要を予測する。CISは、さまざまな契約形態や料金体系に容易に対応できる料金計算や顧客および請求管理を行う。富士電機は、スマートコミュニティー(環境配慮型地域)の大規模実証実験や発電制御・需要予測の実績を生かして需給管理を開発・運用する。
 クラウドサービスのためニーズに合わせた利用メニューが選択できる。併せて、需要家数の実績に応じた従量制の料金体系によって事業規模拡大に応じてシステム投資できるようにする。顧客からの申し込みを受け付けるウェブサイトや代理店管理など各種の機能をNTTデータのシステム基盤上で提供する。2016年度から5年間で30億円の売り上げを目指す。【富士電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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