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環境ニュース[国内]

富士通、北海道ガスの電力小売り向け電力料金計算システムの開発・導入を受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.22 【情報源】企業/2015.06.17 発表

 富士通は、北海道ガスが実施する電力小売り事業向けに電力料金計算システムの開発・導入を受注した。北海道ガスは電力小売りの全面自由化を受けて2016年4月の事業参入を予定している。富士通は、電力小売りの中核業務となる利用料金の計算機能や顧客管理機能を備えるシステムを提供し、新規業務のスムーズな運用を支援する。
 システムは、料金計算機能にビジネスルール管理システム(BRMS)技術を採用した。BRMSは業務上の規則、条件などビジネスルールを定義し、複雑な判断を自動で実行・管理する。料金メニューの追加や改訂など設定変更が簡単な処理ででき、新料金プランやサービスの対応時間を短縮し、他社動向や市場ニーズに迅速に合わせられる。
 国内の電力需給の調整を担う電力広域的運営推進機関(広域機関)や各家庭の電力メーターを管理する送配電事業者と、電力料金計算に必要な顧客情報や電力使用量をやり取りする外部連携機能も提供する。北海道ガスの都市ガス販売用の既存システムとも連携し、ガスと電気を組み合わせた料金プランの提案など、さまざまなサービスを可能にする。
 家庭や小規模事業所など低圧需要家向けの電力小売りが2016年4月に自由化され、北海道ガスもそのタイミングで参入を計画する。電源確保や事業運営に必要なシステムの整備を進め、その一環で電力料金計算システムを富士通に発注した。富士通は、電力小売りに参入する企業に対し、料金計算をはじめ各種のシステム構築を展開する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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