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環境ニュース[国内]

三菱重工・三菱商事、ウズベキスタンの大規模肥料製造プラントの建設契約を受注

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.07.29 【情報源】企業/2015.07.24 発表

 三菱重工業と三菱商事は、ウズベキスタンの大規模アンモニア・尿素肥料製造プラント建設プロジェクトのEPCC(設計・調達・建設・試運転)契約を受注する。近く正式に発効する。同国で豊富に産出する天然ガスを原材料にして製造する。同国国営の化学産業公社、ウズキミヨサノアット(UKS)傘下の化学品製造会社がプラントを設ける。
 肥料製造プラントはウズベキスタン中央部の都市ナヴォイに建設する。最新の技術を導入して天然ガスからアンモニアと尿素を製造するプラントで、アンモニアは日産2000t、尿素は同1750tの生産能力を持つ。プラントの設計・調達・建設・試運転を三菱重工が手掛ける。三菱商事はグループ会社とともに、プラント機器の輸送を担当する。
 ウズベキスタンは2004年以降、年率7〜9%の高水準の経済成長を維持し、インフラ、製造設備の近代化を推進している。この肥料プラント建設もその一環となる。三菱商事は、1991年末のソ連解体に伴って同国が独立してから20年以上にわたって環境・インフラ分野に関して現地で幅広い協力関係づくりを進め、今回それが受注につながった。
 三菱重工は、最初のプラントを1958年に納めて以来、数多くの肥料製造プラントを世界中に供給し、現在も多数の大型肥料製造プラントを建設している。こうした実績も評価された。三菱重工と三菱商事は今後も、世界の肥料製造プラント市場で存在感を高め、合成ガス・石油化学分野での継続受注を目指して積極的な営業活動を行っていく。【三菱重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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