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環境ニュース[国内]

NEC、グループが新規就農者育成を支援する農業ICTソリューションの販売を開始

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.07.29 【情報源】企業/2015.07.24 発表

 NECグループでシステムインテグレーション事業のNECソリューションイノベータは、新規就農者育成を支援する農業ICT(情報通信技術)ソリューションの販売を8月1日に始める。就農者の高齢化と後継者不足が課題になっている地域農業の雇用を創出することで、農業を成長産業にする。熟練生産者の勘や経験に基づく技術をマニュアル化する。
 自治体、農協、農業法人向けで、農業技術学習支援システム、営農指導支援システム、 生産原価管理サービスで構成する。農業技術学習支援は、新規就農者への栽培技術の教育を効率化して技術の継承を後押しする。営農指導者が作物の様子をスマートフォン(多機能携帯電話)などのカメラで記録し、1問1答を入力すると学習教材が作成できる。
 新規就農者は学習教材から作業の要点を学び、栽培技術の早期習得を図る。農場でタブレット端末などを使って作業が確認できる。営農指導支援は、農場のデータや生育状況、生産者の作業記録など指導に必要なデータを一元管理する。データ処理の事務作業を軽減して営農指導員によるデータに基づいた栽培技術指導を実現する。作物全般に対応する。
 生産原価管理サービスは10月から販売する。栽培計画立案から作業実績、資材などのコストや収穫出荷量のデータを管理して原価を分析する。農業技術学習支援は初期費用7万円からで、月額7万円以上。営農指導支援は初期費用10万円からで、月額8万円以上。生産原価管理は1ユーザー2万5000円以上。3年で50団体の導入を目標にする。【NECソリューションイノベータ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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