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環境ニュース[国内]

アメリカ再生可能エネルギー研究所、都市のエネルギー使用削減への取組と今後の施策に関する報告書を公表

エネルギー】 【掲載日】2015.08.20 【情報源】/2015.08.05 発表

 アメリカエネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、アメリカの20都市を事例に都市のエネルギー使用削減の取組を分析する報告書を公表した。都市はエネルギーを多く使い、都市化の拡大も続くことから、都市のあり方はエネルギーの未来に大きな影響を及ぼす。報告書は、ロサンジェルス、ボストンなど人口規模や地域、自動車利用状況、所得水準などが異なる20都市の情報を分析し、都市が実施しているエネルギー関連活動の現状と直面する課題を提示した。気候や持続可能性、エネルギーに関する計画を比較したところ、都市全体の炭素排出削減、部門の垣根を超えたエネルギー効率向上、再生可能エネルギー拡大、および自転車や徒歩の拡大を目標とする都市が多く見られたという。報告書はまた、都市の目標、施策、評価基準を比較し、今後の方策として、戦略的なエネルギー目標の立て方、優先順位の付け方、クリーンエネルギーの率先拡大の仕方なども提案している。報告書の執筆代表者は、都市レベルの実務者は有益なリソースやツールを求めているとして、こうした調査・分析の必要性を訴えている。
【アメリカエネルギー省国立再生可能エネルギー研究所】

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