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環境ニュース[海外]

ボン条約、中央アジアの野生動物の移動を妨げないインフラのための行動計画を議論

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2015.09.15 【情報源】国連/2015.08.31 発表

 ボン条約(CMS)の中央アジア哺乳類イニシアティブは、2015年8月24日〜28日にウランバートルで政府間ワークショップを開催し、中央アジアの道路や鉄道など線状インフラが、希少な移動性野生動物の移動の障害にならないようにするための行動計画を検討した。中央アジアでは、鉱物資源への需要の高まりに応えるため、道路や鉄道などの輸送ネットワークの建設が加速している。これらのインフラは、モウコガゼル、モウコノロバ、サイガ・アンテロープ、フタコブラクダなど、広大で相互に接続した生息地を必要とする移動性野生動物の大きな障害になることが確認されている。こうした中、今回のワークショップには、各国政府、企業、開発銀行、国連機関、NGO、科学者らが参加し、移動性野生動物への悪影響を軽減するインフラのあり方について協議した。新しい行動計画では、2014年にCMSの第11回締約国会議で採択されたガイドラインの実施を通じ、移動性野生動物の保全のため道路や鉄道を監視および計画することを勧告している。【ボン条約

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