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環境ニュース[国内]

アズビル、「エネマネ事業者」を務める8事業が経済産業省の補助金対象に採用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.09.18 【情報源】企業/2015.09.15 発表

 アズビルが「エネマネ事業者」を務める8事業が、経済産業省の「2015年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」の交付対象に採用された。東京製鉄や乳製品製造・販売の高梨乳業(横浜市旭区)などの工場領域の案件を手掛ける。エネマネ事業者は工場などの省エネを支援し、アズビルはEMS(エネルギー管理システム)を導入する。
 この補助事業は、省エネ効果・電力ピーク対策効果、費用対効果、技術の先端性などを踏まえ、政策的意義が高いと認められる省エネ設備やシステムの更新を支援する制度で、公募期間の6、7月に申請があった事業を評価・審査して9月2日に採択を決めた。エネマネ事業者を活用して一層効果的で効率的な省エネを実施すると補助金が増額される。
 東京製鉄は、省エネ型製鋼プロセスへの生産集約と圧延プロセスの熱量最適制御によって工場全体で高効率化・高生産性化を実現する省エネ事業を行う。従来のアーク炉を廃止し、より高効率なアーク炉に生産ラインを集約する。併せて、製鋼プロセスの各種ファンや、圧延プロセスの加熱炉にEMSによる制御を導入することで、省エネを図る。
 高梨乳業は、北海道工場(北海道浜中町)のエネルギー合理化事業を実施する。A重油からLNG液化天然ガス)に燃料を転換するとともに、高効率設備に更新して排熱を利用し、EMSで省エネ化する。これらの案件をアズビルがエネマネ事業者として支援する。アズビルは2年連続でエネマネ事業者に採択され、工場の省エネ対策を後押しする。【アズビル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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