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環境ニュース[国内]

三井不動産レジ、首都圏初の「スマートウェルネス住宅」を着工、省エネ性も重視

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.09.25 【情報源】企業/2015.09.17 発表

 三井不動産レジデンシャルは、首都圏で初めての「スマートウェルネス住宅」を着工した。東京都世田谷区の建て売り分譲住宅「ファインコート等々力 桜景邸」で、省エネ性も重視する。スマートウェルネス住宅は、健康(ウェルネス)、省エネ(スマート)、安心・安全の3つの要素を取り入れ、最新設備を採用するとともに間取りなどを工夫する。
 国土交通省が2013年に健康長寿社会の実現に向けて「スマートウェルネス住宅・シティ」の概念を提唱したことを受けた。三井不動産レジデンシャルが定義するスマートウェルネス住宅は、従来の創・蓄・省エネ機能を備えるスマートハウス(環境配慮住宅)の設備機器に加え、冬場のヒートショック対策や災害時のライフライン確保を考えた住宅だ。
 スマートウェルネス住宅は、断熱性能を高めると同時に家庭用燃料電池「エネファーム」、EMS(住宅エネルギー管理システム)、LED(発光ダイオード)照明を採用し、家庭用蓄電池か太陽光発電システムを備える。健康ではヒートショック対策になる浴室暖房乾燥機や、熱損失を防いで汚染物質の濃度を低減する“全熱交換”換気システムを標準採用する。
 ファインコート等々力 桜景邸は総戸数が5戸あり、各木造2階建てで、108.30〜115.29m2の延べ床面積がある。2016年3月下旬の完成を予定している。エネファームと容量5kWhの家庭用蓄電池を備える。最大で年間約9万6000円の光熱費を節約し、同約1500kgのCO2排出量を削減する。10月には第2弾の「ファインコート深沢 桜景邸」(13戸)も同区で着工する。【三井不動産レジデンシャル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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