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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、住宅オーナーのCO2削減プロジェクトが「Jクレジット」認証取得

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.10.14 【情報源】企業/2015.10.08 発表

 ミサワホームが運営する同社住宅のオーナーを会員にしたCO2削減プロジェクト「ECOになる家の会」が、「Jクレジット」の認証を9月30日付で取得した。認証分の全量を同社が買い取り、同会は収益を環境・社会貢献活動に活用する。同会にとって国のJクレジット制度で2回目となり、2014年度のCO2排出削減分として3625tのCO2が認められた。
 ECOになる家の会は、一般家庭の太陽光発電システムでCO2排出削減効果を生かす仕組みで、ミサワホームが2009年に立ち上げた。太陽光発電を取り付けたミサワホームの一戸建て、賃貸住宅などのオーナーで組織し、2015年3月末時点で5258組の会員数がある。各住宅のCO2排出削減量をミサワホーム内の事務局が集計してJクレジットに申請する。
 Jクレジットは、省エネ機器の導入や森林経営によるCO2など温室効果ガスの排出削減量や吸収量を排出枠(クレジット)として国が認証する。「国内クレジット制度」と「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を発展的に統合して、2013年に始まった。ECOになる家の会も国内クレジット制度からJクレジットに移行し、今回2回目の認証を受けた。
 3625tのCO2は、約25万本のスギの木を植林するCO2削減効果に相当する。Jクレジットになって初めて認証を取得した2013年度分は、2337t(スギの植林約16万本)だった。ECOになる家の会の会員数増加に伴って増えている。同会は2014年度分に関しても認証された排出枠全量をミサワホームに売却し、収益を環境・社会貢献活動の支援に役立てる。【ミサワホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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