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環境ニュース[国内]

横河電機、データ共有サービスの米国企業買収、ソリューションビジネスを強化

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2016.01.12 【情報源】企業/2016.01.07 発表

 横河電機は、生産現場のデータを企業間で共有するサービスを提供する米国企業、インダストリアル・エボリューション(IE)を100%子会社を通じて買収した。製造業向けの高度なソリューションビジネスの強化を目指す。子会社はヨコガワ・ベンチャー・グループで、制御事業に関するM&A(合併・買収)のために12月に設立した。
 IEは、生産現場の機器・システムからリアルタイムにデータを収集し、設備を保有する企業のほか、データを必要とする企業に向けて収集データや、加工したデータを提供するサービスを手掛ける。複数の権利者が存在する石油・ガスの採掘現場での操業データや、出資者へのリアルタイムのデータ提供など、さまざまな場で活用されている。
 横河電機はこれまで製造業の顧客を対象に、エネルギー効率の改善、生産効率や安全性の向上、設備の有効活用などを実現する各種のソフトウエアパッケージをベースにした高度ソリューションを展開してきた。今回のIEの買収によって、IEのデータ共有サービスを加えてソリューションの幅を広げて新たな価値を提供し、ビジネス拡大を図る。
 IEのサービスは、必要なデータを利用しやすい形で提供するエンジニアリングを含めて、顧客から高く評価されているという。横河電機はIEのサービスを世界規模で展開する。IEのCEO(最高経営責任者)は「ヨコガワのグローバル体制、幅広いソリューション提供能力は、自社の顧客に大きなメリットを提供すると確信している」などと述べた。【横河電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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