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環境ニュース[国内]

三菱地所ホーム、全館空調を搭載した都市型の3階建てゼロエネルギー住宅を発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.04.18 【情報源】企業/2016.04.14 発表

 三菱地所ホームは、全館空調システム「エアロテック」を搭載した都市型の3階建てゼロエネルギー住宅「WIZE-U(ワイズユー)」を4月14日に発売した。初めて住宅を購入する一次取得層向けのシステム設計住宅となり、断熱仕様の強化などでゼロエネルギーを実現する。同社は三菱地所の100%子会社で、注文住宅などを手掛けている。

 敷地が狭い都市部を対象に、住宅内の空間を有効活用して収納スペースを増やすとともに、専用の駐車スペースを備えるなど、合理的に設計した3階建て住宅として展開する。エアロテックは1台の小型室内機で、家中を隅々まで換気しながら快適な温度にする。部屋ごとに温度調節ができ、外気の花粉やカビの胞子をカットする。

 樹脂サッシなどで断熱性能を高めるほか、業界トップの“パワーコンディショナー(電流変換器)電力変換効率”を誇る三菱電機の太陽光発電システムを標準採用する。エネルギー収支が手軽に確認できる同社の住宅エネルギー管理システム(HEMS)も備え、エアロテックなどの電化製品を最適運転して、省エネをコントロールする。

 ガスで発電すると同時に湯を沸かす家庭用燃料電池「エネファーム」も用意し、ゼロエネルギーを実現する省エネ性に優れた仕様にする。太陽光発電、エネファーム、HEMSを含む参考プランで建築面積55.48m2(16.78坪)、延べ床面積122.54m2(37.06坪)の本体価格は3290万円(税別)に設定した。初年度に30棟の販売を目標にする。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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