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環境ニュース[国内]

環境省、動植物園等の公的機能推進方策のあり方を公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2016.04.27 【情報源】環境省/2016.04.26 発表

 環境省は、平成 25 年度から、「動植物園等の公的機能推進方策のあり方検討会」を設置し、3年間にわたり動植物園等の公的機能のうち、特に環境省として取り組むべき生物多様性の保全に係る機能の推進のあり方等について検討をとりまとめ公表した。

 動物園、水族館、植物園、昆虫園等(以下、「動植物園等」という。)は、動植物を飼養栽培して、展示を行っている。我が国の動植物園等は、種の保存、教育、調査・研究、レクリエーション等を目的とし、多様な機能を有しているが、近年絶滅のおそれのある希少野生動植物の種の
保存等の生物多様性の保全と、それに関連する環境教育、普及啓発の場として、国内の希少種のみならず、国際的な希少種の保全に関しても重要な役割を担うようになってきている。

 一方、動植物園等を直接規定した法律は無く、博物館法に基づく登録制度の対象となっているものの、種の保存、環境教育等の公的機能を担う施設として位置づける法制度は存在せず、動植物園等の社会的な位置づけが明確になっていない。また、一部の動物園、水族館において、飼育
環境や施設運営の不適切さが指摘される等、社会的には適切な飼養への改善や動物福祉の充実を求める声もある。

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