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環境ニュース[国内]

帝人、日本政策投資銀行の「環境格付」で最高ランク取得、併せて特別表彰受賞

エコビジネス】 【掲載日】2016.06.08 【情報源】企業/2016.06.02 発表

 帝人は、日本政策投資銀行(DBJ)が実施した「DBJ環境格付」に基づく融資で、4段階のうち最高ランクとなる格付け「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的と認められる企業」を取得した。併せて、評価が特に高いモデル企業だけに与えられる特別表彰も受賞した。環境配慮設計認定製品についての取り組みなどが認められた。

 格付けで帝人は、環境配慮設計チェックリストを使用した独自の環境配慮設計認定製品「Earth Symphony(アース・シンフォニー)」を2007年に定め、一層の有効活用に向けて基準の改善などを検討している点が評価された。アース・シンフォニーは製品の環境性能と製造段階の環境負荷低減の両面から認定し、定期的に監査している。

 このほか、組織の社会的責任に関する国際規格「ISO26000」などに照らして経営・CSR企業の社会的責任)の課題を抽出し、優先順位を付けたうえで外部有識者との議論を踏まえて重要課題を決定する経営プロセスが認められた。2020年までの製品ロードマップで、環境・省エネへの貢献を示している点も評価された。

 帝人グループは「地球環境との共生を図り、自然と命を大切にします」を企業理念に掲げ、資源・エネルギーの有効活用や環境負荷低減を推進している。今回の格付けと受賞を機に今後も環境経営を進める。DBJ環境格付は、DBJが開発したシステムで企業の環境経営度を評点化することにより優れた企業を選び、得点に応じて融資条件を設定する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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